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2013年 01月 31日
首里城観光
沖縄日帰り修行の際、首里城に行ってきました。

今まで沖縄本島は5〜6回は訪れていて、主な観光地はほとんど見ているはずなのに、なぜか首里城だけは1度も行ったことないんです。
思えば、那覇市内に泊まったことって1度しかないわ!沖縄に来たらやっぱりビーチが中心になっちゃうものね。

首里城までは、空港からゆいレールに乗り、終点の首里で降ります。首里まで行くなら、1日券がお得なのでこちらを購入します。

空港から約27分で終点の首里駅に到着。
首里駅を降りたところにバス停があるので、7番か8番のバスで「首里城前」下車です。徒歩でもいけるけど、20分はかかるそうなので、時間がないときにはバスが便利ですね。
バスの運転手さんがとても親切で、車内アナウンスで「首里城に行かれる方は首里城前で降りてください。降りて左手方向に進んでください。お帰りは道路逆側のバス停です」って教えてくださいました。

首里城前のバス停から、お城まではかなり時間がかかるので、見学にはそれなりの時間をみていかれたほうがいいです。(短い人で45分、ゆっくり見ると120分と言われました。)
バスの本数もそんなに多くないので、帰りの時間は前もってチェックして行かれることをお勧めします。

バス停を降りて、坂を上っていくとインフォメーションセンターがあるので、ここで地図をもらっておくと散策がしやすいです。

琉球王国は1429年に成立し、明治維新後の1879年までの間、約450年間にわたり存在した王制の国のことです。
明治維新後、廃藩置県が行われ、日本政府は首里城から国王を追放し沖縄県の設置を宣言しました。これによって、琉球王国は滅亡することになります。

首里城は国王が居住する「王宮」であると同時に、王国統治の行政機関の本部として、政治の中心でもありました。また、王国祭祀を運営する宗教上の拠点でもあったそうで、まさしく琉球王国の中心であったお城です。

1945年第二次世界大戦でアメリカ軍の攻撃を受けて、首里城は全焼してしまいますが、戦後復興が進み、2000年12月には世界遺産に登録されています。
現在の首里城は18世紀以降をモデルとして復元されたものです。

インフォメーションから数分で、有名な守礼門・・・のはずですが、現在修復中でした(泣)
朱塗りの美しい門はシートがかけられた状態で残念〜
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仕方ないので先に進みます。正殿まではずーーーっと坂道なので、ちょっと息切れしちゃいます

まずは歓会門(かんかいもん)が見えてきます。首里城の城郭に入る第一の門です。
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続いて瑞泉門(ずいせんもん)。第二の門で、別名「ひかわ御門(うじょう)」とも言われています。
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他にもいくつかの小さな門をくぐって広福門(こうふくもん)に到着。
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ここが、正殿に入るための券売所になっていて、この先は入場料がかかります。ゆいレールの1日券を持っていると、拝観料が割引になりますよ。1日券は600円ですが、首里まで往復すると600円以上かかるのでこちらの1日券がお得です。

こちらがお城の正殿
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まずは南館から見学します。南殿ー正殿ー北殿の順で見学していきます。
中は展示館になっていて、王朝時代に製作された漆器、絵画等の美術工芸品などが展示されています。

国王が座る玉座「御差床(うさすか)」です。
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首里城は小高い丘の上に立地し、曲線を描く城壁で取り囲まれています。
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お城の周りにも見晴らしのよい場所や広場がたくさんあるので、付近も散策できるようになっています。広大な敷地なので、那覇市街を見下ろしながらのお散歩は楽しいものでした。
お城には修学旅行生を含め、観光客はとても多かったけど、ちょっと建物から離れると本当に人が少なくて、のんびりお散歩できました。

お城までは坂道を上ってきたのですから、帰りは当然坂を下って帰ります。
会談も坂道も、結構、急なところもあるので、雨が降った日は滑りそうでちょっと怖いかも。また、石畳なので、ヒールのある靴は避けたほうがよいと思いました。
また、日影があまりないので、夏は暑さ対策は必要かもしれません。

正直な感想としては、復元された建物であるから仕方ないんだけど、首里城自体はあまり歴史の重みを感じることもなく、いわゆる史料展示館だなという印象でした。でも、日本のお城とは全く違う建物ですし、日本文化の中に、調度品や衣装などは韓国や中国の影響を大きく受けていたというのがわかります。
日本と諸外国の文化が融合したのが、琉球王国だったのだなと感じることができました。
by kiji_tora | 2013-01-31 07:13 | 国内旅行
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