2015年 05月 18日
2015.4 GW 京都・滋賀 ⑤ 宇治 平等院鳳凰堂
2015年5月1日②

比叡山を後にし、次に向かう先は宇治市の平等院鳳凰堂です。

今まで何度も京都に来ていたけど、京都市街から離れているせいか平等院には来たことがありませんでした。
2014年に大修復を終え、一般公開が始まったし、比叡山からもホテルからも遠くないんですよね。それなら是非寄りましょう。
それにしても、ナビゲーションシステムは便利ですね。地図を見なくても、目的の場所まで誘導してくれますからね。

比叡山から平等院までは約1時間で到着です。

注意しなければならないのが、平等院には駐車場がないんですね。なので、近くのコインパーキングに停めるのが一番便利なのですけど、台数に限りがあるので、GWや週末などは時間によっては駐車場の空きがなくなり、駐車場所を見つけるのが大変になるようです。特に、修復が終わって一般公開が始まったばかりですので、参拝者は増えているようですね。
私たちは運よく、徒歩数分の場所に空いている駐車場を見つけることができてよかったです。

平等院はもとは藤原氏の別荘だったものを1052年、関白藤原頼通が、仏寺に改め平等院としたものだそうです。
この頃は、末法思想、つまり世紀末だと信じられ、極楽往生を願う浄土信仰が流行していました。頼道は、極楽浄土の様子をこの平等院鳳凰堂で現世に現したと言われています。

鳳凰堂の内部にも入ることができますが、入場時間が決められていて、1回の見学人数も制限されています。
平等院の拝観料、1人600円の他に、内部見学には別途300円が必要になります
私たちは、15時頃に到着し、どうにか最終回の16:10の入場券を購入することができました。内部見学は人気で、繁忙期には2,3時間待ちということもあるそうです。ご希望のかたは早めに入場券購入をお勧めします。

内部見学まで時間があるので、ゆっくり見学することにします。

10円玉のモチーフになった社殿
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水に移る姿は本当に美しいです。
時間的に逆光でしか撮影できなかったので写真ではわかりませんが、扉部分から内部の阿弥陀如来像を拝むことができます。

外観は修復作業を終えたばかりですので、朱が鮮やかですね。

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正面だけじゃなくどこから見ても美しい・・・
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入母屋造りの屋根、上部左側の部分だけ質感が違うんです。
修復工事で屋根も葺き替えられたのですが、この部分に古い瓦を集めてあるんだそうで、この角度から見ると違いが分かります。

まさに極楽浄土に相応しい、美しいお寺だと思います。

屋根の上の鳳凰は2代目のレプリカですが、当時と同じように金箔が張られています。
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初代鳳凰は、ミュージアム鳳翔館に展示されています。
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ミュージアムの中は撮影禁止なので、写真はありませんが、本当に素晴らしい展示物ばかりです。

国宝である梵鐘、雲中供養菩薩像、1対の鳳凰など間近で拝観することができ、それはどれもすばらしいものでした。
仏教芸術でありながら当時の貴族文化の美しさと華やかさを兼ね備えた美しい美術品は、見ごたえがあるものばかりです。

内部見学の時間になると、入り口前で集合し、この橋を渡って、内部へ入ります。
ガイドさんの案内がつく、20分程度のツアー形式になります。
やっぱり説明を聞きながらだと、色々なことがよくわかるし、気づかなかったことも教えていただけていいですね。
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外観は塗りかえされていますが、鳳凰堂の内部は当時のままで残されています。
定長作の阿弥陀如来像が安置され、周りの壁には52体の雲中供養菩薩像 が取り付けられています。
1000年前の鳳凰堂は、極彩色の文様で飾られ、まさに現世に現われた極楽浄土そのものだったそうですが、時が経つにつれ煌びやかな文様は姿を隠してしまい、今では微かにその名残が残るだけです。

いい時間を過ごせました。ガイドさんの説明を聞いて、閉園の時間までもう1度鳳翔館を見に行ったくらいです。

このまま帰るのが名残惜しくて、お堂の扉がしまるまでいてしまいました。
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係の方が、扉を閉めていますね。

この日は夕焼けはなかったのですが、赤い夕陽に焼けた鳳凰堂もすばらしく美しいそうです。

この時期は、藤が満開で美しかったし、ツツジも咲き始めでした。
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平等院についてはコチラ






京都ってとても人気のある都市で、女子は好きな人が多いですよね。
修学旅行で訪れて以来、私も何度も訪れています。

が、本当に京都を楽しめるようになったのは、年を取ってからだなあって最近思うんですよね。

若い頃って、古いお寺やお庭、仏像を見ても、何にも感じなかったもの。
でも、年を重ねるようになると、日本庭園の美しさとか、お寺の佇まいと風情とか、仏像のお顔やお姿の柔らかさとか、自分なりに感じるものが多くなりました。
仏様に思わず手を合わせるなんてことも、若い頃にはなかったですね。

年を取って見えてくるもの、わかってくるものって何なのだろう・・って考えると。自分でもよくわからないけど、若い頃に訪れた京都と今では、格段に今のほうが楽しいもの。
年を取るのは誰でも嫌だけど、それによって得るものもあるんだなって思うと、年を取るのも悪いものじゃないなあなんて思うのです。








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by kiji_tora | 2015-05-18 10:24 | 国内旅行
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