2013年 11月 10日
2013年5月 ケニア① チーターのハンティング
ヨーロッパの旅行記が終わったので、次に行きます。

ヨーロッパの帰りに、私だけちょっと寄り道したケニア。
日本から行くと遠いけど、ヨーロッパからだと近いから、ちょっと寄っていく・・と夫を説得しての寄り道ですが、パリから直行便でも8時間・・・・寄り道って距離じゃなかったわね(汗)

4月〜5月のケニアは雨季真っ最中。
雨季だと草が高くなってしまうので、動物が見つけにくいということもあり、オフシーズンなのですが、緑のサバンナはきれいだし、サファリカーの台数も少なくて動きやすいので、私は嫌いではないですね。
とはいえ、今年の雨季はちょっと違って、歴史的な大雨だったらしい・・・

いつもは車で渡れる川が、水かさが多くて渡れないので、この吊り橋を歩いて渡れと言われました。
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スーツケースは持ってもらったけど、重いカメラ機材を抱えて吊り橋を渡ると、下は轟音が轟く水流(大汗)
歩くたびに、どこからかキシキシと音がする吊り橋は、どんなにゆっくり歩いても揺れる。マサイたちは「大丈夫」って言うけど、私にとっては全然大丈夫じゃないよ〜。

車もそう。
サバンナは舗装なんてされていないから、大雨が降ると地面はドロドロで、すぐに車がスタックする。
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すぐに脱出できればいいんだけど、はまっちゃうと何時間もそこで動けなくなる。
こうなるのが嫌だから、ドライバーもあまり動きたがらないので、動ける範囲が狭くなっちゃう。
・・・ということで、雨季はなかなかリスキーなんです。

さてさてそんな雨季の滞在でしたが、今回の滞在での大きな収穫はチーターのハンティングが見れたことです。

サバンナでチーターのファミリーを見つけました。(以下の写真はクリックすると大きくなります)
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草が高いってこういうことです。草の背丈が高いと、こんなふうに動物がクリアに見えないんです。
こちらのファミリーは子供が3頭。と言っても、親とほとんど大きさが変わらないくらいの大きな子供です。親離れもそろそろなのかもしれませんね。

ケニアに先に入っていたカメラマンのI君の話だと、このお母さん、よくハンティングするのだとか。まあ、これだけ大きな子供3頭を食べさせなきゃならないから、お母さんも大変だよね。

あ、お母さん、動き出しました。獲物を見つけたようです。
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歩くときは、頭を低くして、獲物に気づかれないようにゆっくりゆっくり近づいていきます。
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獲物の近くまできたら、草の中に身を隠して、その時をじっと待ちます。写真の中で顔だけ出ているのおわかりになりますかね?ガゼルはまだ気づいていないみたい。
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チーターのハンティングはとにかく時間がかかる。ゆっくりゆっくり獲物に近づき、そのまま「その時」がくるまでひたすら待つ。本当に数時間このままってことも珍しくありません。
それを待っている私たちも、ひたすら待つ・・待つ・・・・。
どんなに待っても、ハンティングしないことだって多いし、走ったとしても、車とは全く別な方向に行っちゃうことがほとんどですからね。
ハンティングを撮るってことは難しいのです。

が、この時は本当にラッキー。
あまり待つこともなく、チーターがこちらに向かって走り出しました。
来た〜っ!
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でも、この時は残念ながら、逃げられてしまいハンティング失敗・・・

実は、私、これだけハンティングが撮れたのは実は初めてです。
運よくハンティングシーンにあたったとしても、すんごく遠くて豆みたいにしか写ってなかったり、動きがあまりに早すぎて、こちらの撮影技術がついていけないかったり(汗)。
こんなふうに、目の前に走ってきてくれるなんて初めてなんです。それだけでも嬉しい♪

あ、上の写真はチーターにピントがきてないですよね。その上のは、ガゼルにピントがない・・・

少し専門的な話になるんだけど、動くものを撮る時は少しでも早いシャッターを切りたいので、レンズの絞りは解放にしていることがほとんどです。
こうすると、シャッタースピードは速くなるけど、ピントがあう範囲(被写界深度)が浅くなるのです。
で、こんなふうにどちらかにしかピントがいかなくなる。
絞りを絞れば、手前から奥までピントはくるけど、今度はシャッタースピードが遅くなるので、手ぶれしやすくなる。なかなかむずかしいです・・・

さてチーターですが、ハンティングはかなりのスタミナを使うようで、走ったあとのチーターはこんな感じでしばらくゴロゴロお休みモードになります。
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今日はもう終わりかな〜と思ったら、お母さん、また走ってくれました。それも、私たちのサファリカーの目の前っ!
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もう一歩で手が届くってところだったのに、今回も逃げられた〜。このお母さん、狩りが下手なのか?
いや、狩りが下手なお母さんだったら子供3頭をここまで育てられないですからね。

ケニアに来る前は、狩られる草食動物がかわいそうって思ったけど、実際にこういう場面を見ると、狩るほうも狩られるほうも、生きていくって大変なことなんだって実感します。
この時のチーターたちはお腹ぺったんこで、見ててかわいそうなほどでした。

でも、翌朝見た時には、お腹はポンポンでした。ドライバーの話によると、明け方にガゼルを捕ったそうです。
よかった、よかった。でも、これだけ大きな子供3頭+お母さんですから、小さなガゼル1頭じゃすぐにお腹が空くでしょうね。

からだは大きな子供たちですが、狩りはまだできないようで、もっぱらお母さん1頭だけが走ってました。ライオンと違って、群れで狩りをすることがないので、お母さんの頑張りが一家を支えているんです。
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からだは大きくなっても、まだまだ子供ですね。

ケニアの滞在記のアップを始めたばかりですが、明日から2週間ちょっとまたまたケニアに行ってきます。
今回はどんな場面に出会えるかな。
わくわく・・・・・

しばらくこちらのブログはお休みしますが、またいい写真が撮れたらアップさせていただきますね。
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by kiji_tora | 2013-11-10 07:14 | ★2013.5 ケニア
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